こんな私でもいいですか?





『そっか‥ちょっと疲れたんだな。俺、気付いてやれなくてごめんな‥。』


悲しそうにいう圭くん。



『あやまらないで!あたしが悪いんだし‥』



『もう頑張れなんて言わない。楽に自分が出来る範囲でしたらいい。無理するな。

辛い時は辛いって言え。会いたい時は会いたいって言え。我慢なんかするなよ。わがままになれ!

俺、連絡取れねーとか無理だから。

声聞きたいし、
メールもしたい。

わがままで嫌われるとかいうけど、俺のがわがままだよ。笑

おまえのなんて可愛いもんだ。』



そういって、
微笑んだ。



『ありがとう。ごめん‥』


『あーもう!謝まんな!
ぶちまけてくれて俺は嬉しかった。なんでも言えな!』


優しく抱きしめてくれた。


『それと、明日は一日何もすんな。心と体を休めるのも重要なことだからな!』





一つ一つの言葉が、
自然と、入ってくる。





圭くんの優しさを
痛いほど感じた。








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