きみ、いとほし〜幕末純愛抄〜

「ん？」


ふと時計を見る・・・



「きゃ〜!!遅刻してまう(泣)」


ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ



「ちょっと沙夜!!階段ぐらい静かに降りなさい!!」


お母さんが叫ぶ。


「は〜い。ごめんなさ〜い。」



「朝ご飯は〜？」


朝ご飯、作ってくれてるお母さんには申し訳ないけどご飯食べてる時間はない！


「時間無いからいらへ〜ん。」


「もう！気ぃつけて行くんやで〜。」


鞄を持って急いで靴をはく。


「は〜い。いってきま〜す。」