君の名前


いつも、吉隆の家にはアイスがあったけど、それも毎回買いに行っていたものなのだろうか。


そうか、これがつまり





「愛か」





きっと、結子が言っていた愛ってこれだ。


「は?」


吉隆は、器用に眉を下げて私を軽く睨んでいた。


「だからね、」


私は、この前結子と話した話をした。
< 74 / 128 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop