君の名前
睨む


「元気出しなって」


「そーだよ、きっと市井くんより好い人なんて一杯いるよ」





昼休みの終わり頃、トイレの個室で用を済まして出ようと思ったら、突然泣き声が聞こえてきた。



普段なら、そこまで気にせずに個室から出るけれど、聞こえてきた名前に覚えがあって、私は鍵を開ける前に固まってしまった。
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