Believe~奇跡の鼓動~
お店に入ると、一番乗りしたなっちゃんが席をとって手招きしていた。
「さ、早いとこ注文しよーぜ。俺は豚キム玉と明太チーズ。」
「んー、じゃああたしは海鮮スペシャル。あかりは?」
なっちゃんと花菜はあっという間に決めていくけど、優柔不断のあたしは悩みまくっていた。
「うーーーん、どっちにしようかな」
「神埼、どれで悩んでんの?」
「期間限定の山芋大盛キムチーズ玉が食べてみたいんだけど、でもこっちのもんじゃも捨てがたいし…でも、両方は食べきれないし。うーー」
「じゃあさ、両方頼んで半分づつしよう。俺も食べてみたいし」
「え!?ほんと!?」
すると、あたしとハルくんのやり取りを聞いていた花菜が、慌てたように話にわって入った。
「待って待って!
じゃあさ、もんじゃはお好み焼き食べてから、みんなでちょっとづつ食べればいいじゃん?
多賀城くんも好きなの頼みなよ。」
結局、それぞれお好み焼きを頼み、最後にもんじゃをみんなで分けることになった。