♡期間限定の恋♡
「昨日知紗さんに
僕たちのこと『兄』って
付けて呼ばせたのは隼でしょう??」
「それは知紗ちゃんと
仲良くするためだもーん。」
そう。
昨日お母さんと別れた後...
「でも慣れるって言ったって
どーすれば...??」
「そうですねぇ。
僕たちは知紗さんより年上ですし
それだけでも
気をつかってしまいますよね。」
優しい優さんは
あたしの話を真剣に
考えてくれていた。
「そんなん同じ家で暮らしてたら
嫌でも慣れんだろ。」
そして相変わらず言葉の悪い蓮さん。
「ぢゃあさ♪
呼び方から変えようよ!!!」
元気よく椅子から降りる隼さん。