Milky Way
「はっあッ…ア、やっ…ァン!!あっ、ゃんっ…!」

何度も何度も腰を打ち付けられると大きな快楽がすぐそこまでやってきていた。

もう鮮明な意識など残されていない。

私は彼の下で喘ぎ続けた。


「琴…好き。」

【琴…好き。】


ショウゴが言ってくれたはずなのに、違う声で言われた気がした。

「…シ…ン」

ショウゴはそのまま私の腹の上で果て、私も意識を失った。



その日私はショウゴに抱かれた。

後悔などない。

私が好きなのはショウゴなんだから。

私は好きな人とひとつになれた幸せ者なの。

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