Milky Way
ショウゴに初めて抱かれた日から彼と何度もセックスをした。

彼に抱かれる度、幸せを感じる一方で虚しくなっていく気持ちがあったのは本当。

私の本意はどこにあるのか。

そんなことを考えることすらなく、私は私の選んだ道を進むだけ。

考える為に立ち止まる時など必要がなかった。

私はもう選んでいるのだから。

きっかけはどうであれ、私が愛しているのはショウゴ。

私の彦星さまは彼なんだから。




季節は巡って私たちはもうすぐ3年生になる。


そして…シンの卒業の日。

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