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同時に名前を呼ばれ

別の看護婦さんに身体を揺すられ

ハッと意識が少し明らかになると

さっきと同じ天井が視界に入った







「終わりましたよ」



私を揺すって起こした

看護婦さんの声が右側から聞こえた



首を向けると

口を動かしている



何か喋っているんだなとは分かるけど

言葉が耳に入ってこない



必死に聞き取って理解しようとするが

麻酔が効いているみたいで

再び瞼を閉じたくなってしまう





「ベッドに移動しましょうね。起きれますか?」



なんとなく聞こえる言葉に従おうと

身体を起こすが

グラリと視界が揺れ

後ろに倒れそうになった
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