本屋の花子〜恋をしたら読む本〜
そんなワクワクな気分になった花子。


事務所へ来る時のズルズルは何処へやら足取りも軽く本日担当レジに戻って。



夜のお仕事本屋の店内を思い起こしていましたね。


あの本とコノ本が買える



幸せな時間でしたよ。


なのに・・・。


そんな幸せな時間に邪魔が入ってしまいました。


気分良くレジを打つ花子に危険な視線が突き刺さります。


何だか嫌な予感がしますよ。


振り向くとこれまた綺麗なお姉さんが買い物篭を花子のレジのスキャナー台にドォンと荒く置きました。


何だか睨まれてるんですけど



貴女はだぁれ?


花子は全く知らないんだけど。



でも笑顔を売りに出してる花子。

可愛笑顔でお迎え致しましたよ。



「こんにちはぁいらっしゃいませお預かりいたしまぁすぅ」


怖いんだけど・・・。


アンタ誰さっ!



ちょいとっ綺麗なお姉ちゃんよ


何故に花子をそんな汚い顏で睨むのさっ


花子。


売られた喧嘩を買いますよ。



知らん顔作戦です



笑顔で接客致しますよ。




最後まで知らん顔作戦で花子は可愛い笑顔でいましたよ。


お姉さんは少し躊躇って花子担当レジを去りました。



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