本屋の花子〜恋をしたら読む本〜
まぁ綺麗では無いんだけど、そう異性から言われると気分が良いわけで。


「で。貴女の本当の性格は?」


「はっ?一概ですが」


「一概?僕はこっちの人間じゃ無いからなぁ。一概って?」




「頑固で融通がききません。ですがっ何か?」



花子は可愛笑顔で答えておきましたよ。



「採用決定です!」



なんて簡単な面接なんだろっ。



後日談ですがっこの面接風景は異例で二度とはなかったそうです。



そんな事を思い出して。

したら、色んな事が花子の心に甦り。



花子をどうしようも無い気持ちにさせましたよ。


花子はそれでも、決めたんですよ。



保険のついている正社員になりたいのです


やっと見つけた安心ですから



まっさんともお別れしなくてはいけません。




< 147 / 185 >

この作品をシェア

pagetop