PEACH☆DROP



これが香凜と涼夜といつも一緒にいる理由のうちの一つ。



そんな過去のコトを振り返ってたらいつの間にか校門の近くまできてて、校門の方に目をやると、そこにはすでに香凜と涼夜が来ていた。



どうやら朝と同様に私がまた最後らしい。



下校時間は結構過ぎてるのに、校内にも学校の外にも結構人がいて、これから帰る人で溢れ帰っていた。



その人混みの中から、香凜は人混みの中を歩いて来る私に気付いて、手を振ってくれた。



「美姫、来るの遅いですよ」



「部に顔出すだけじゃなかったっけ?」



「ゴメンゴメン、つい晃弥たちと話しが盛り上がっちゃって」






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