大切なキモチ




「俺もたまたま公園を通りががったら坂本がいたんです。なんで公園にいたかは知らないけど その、、、坂本に悲しい顔させないでください。
こいつ最近下ばっか見てるんです。」





上田君はお父さんをまっすぐ見ていた。




「そうか・・・。分かった。二度とあやにそんな顔をさせないって約束するよ。
あやは幸せだな。上田君みたいな友達がいて・・・」



お父さんの声はとても優しかったが なんだか複雑そうな顔をしていた。







「お兄ちゃん!!ダイジョウブだよ、あやねぇはボクがまもるから!」





玄関に響く シンの大きな声でその場にいた私を除く皆が笑顔になった。






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