Brother&Sister〜初めての再開〜
俺は希望の顎をこっちに向けた。
案外すっと向けれた。
「嫌がらないからしていいんだ。」
希望がかすかに首でうんって言ったのが分かった。
俺は希望の唇へ俺の唇を近付けた。
そして、唇を重ねた。
希望はさっきみたいに必死には目をつむっていなかった。
唇を一旦はなした。
「希望。口。開けてくれない?」
希望は言った通りに口を開けてくれた。
そして…。
俺達は兄弟でとても信じられないキスをした。