【実話】親愛なる幸せへの回り道


『…懐かし…』


スイミングスクールの前に

立って、一人で呟く。








…あの時。



やっぱり素直になっておけば。






そんな後悔の波が

押し寄せてくる。







『…あっ、真里??』


『…幸』


『早いね??』

『うん…丁度ヒマだったから』


『…そっか』






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