【実話】親愛なる幸せへの回り道
LAST DAY

そして

目覚ましの音で私たちは

最後の朝を迎えた。




思いっきり楽しんで

滑ったけれど、

やっぱり楽しさより寂しさが

勝ってしまっていた。




…幸に会えない寂しさ。




そんなことを

考えていたら

いつの間にか、

帰りのバスにゆられていた。





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