狼さんの好きな人
そろそろ行かねぇとマズイな。


唇を離すと、ひよりの首筋にキスマークをつけた。


「教室に戻るか。」


「………はい」


ヤバイ…


そのトロンとした顔…


誘ってるようにしか見えねぇよ。


「お前、俺を誘ってんの?物欲しそうな顔してっけど。」


「誘ってなんか…いません…。ただ…」


「ただ?」


「もっとキスして欲しかっただけです…」


あぁ…


マジ可愛い。


マジでひよりを食べ(襲い)たい。


でも、ここは体育館。


「お前、食べていいのか?」


「はぃ?食べる?」


「こんなところで、お前の処女奪っていいのか?」


「な、何言って…」


ぷっ。顔が真っ赤。 


「これ以上キスしたら、俺が我慢できねぇよ。ひよりを襲ってしまう。ひよりがそれでいいなら俺は遠慮なく頂くけど?」


「い、嫌ですよ!!こんなところで…」


「そうだよな?やっぱり、初めては俺んちのフカフカのベッドがいいよな?」


「はぃ…って何言ってるんですか!!」


ぷぷっ、ウケる。


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