華嬢~NO.1の姫~
「楼がそう望んだの。持っててくれる?」


『もちろんです。』


「それとコレも。」


おばさんの手に封筒が・・・


「カメラでとった写真なんだけどね?」


郁「俺ら?」


『嘘・・・』


「楼は写真を撮るのが大好きだったでしょ?よく姫チャンたちをとるのは楽しいっていってたわ。」


『いっぱい・・・』


「楼はね2人は表情豊かでいつもいろんな表情がとれるって。その中でも笑顔はやっぱ素敵だっていってた。」


郁「そうですか・・・」


「だから、この写真も持っててね?」


郁「はい。必ず・・・」


『そうだ。おばさんコレ上げます。』


あたしは手帳から1枚の写真を出した。


「楼だわ・・・」


『うちのお父さんが撮ってくれたんです。』


「亮雅さんが・・・」


『あたしは3人で撮った写真があるので十分です。だから貰ってください。』


「ありがとう。あたし楼の写真あまりもってないのよ。楼は撮るほうがすきだったから・・・」


郁「じゃあちょうどよかった。」


「ありがとう。また楼にあいにきてくれるかしら?」


『もちろんです!!』
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