華嬢~NO.1の姫~
あたしたちは駅前のアイス屋さんに行くことにした。


なんかおいしいって有名なんだってさ。


『ん~どれにしよー。』


郁「早く選らばねぇと買わねぇぞ。」


『郁斗は?』


郁「俺別に買わねぇもん。」


『そうなの?!』


郁「あぁ。」


『あッあたし苺にする~。』


郁「はいよ。」


郁斗が頼んできてくれて受け取った。


『うまッ!!』


郁「一口頂戴。」


『いいよ。はい。』


郁「うまいな。でも甘ぇ。」


『そりゃ甘いものだからさ~。』


郁「そりゃ甘いけどコレはマジ甘いの。」


『イチゴだもん。甘いのよ。』


郁「まーな。」


『甘いの上等だよ。』


郁「なんだよそれ。」


『なんでもいいのよ!!』


郁「なに?テンション高い?つかその喋り方なに?」


『高い・・・かもね~。なんとなくよ。』
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