華嬢~NO.1の姫~
父「姫は今アメリカにいる。」


郁「なんで・・・ですか?」


父「姫にも先日いったばかりなんだが、嘉姫は一条グループの社長をやっている。


それを姫に継いでもらうんだ。」


郁「・・・」


父「そのために2年アメリカで勉強してきてもらう。」


郁「2年?!」


父「あぁ。お前は琴胡さんを覚えているか?」


郁「はい。」


父「今姫はあの人のとこにいるんだ。」


郁「そうですか・・・」


父「お前も辛いかもしれんが姫は頑張るっていった。」


郁「俺も・・・頑張ります。」


父「そうか。なら必要なものを自分の家からもってこい。


部屋は・・・姫の部屋でいいや。」


郁「わかりました。それより姫はいつからアメリカに行ったのですか?」


父「お前たちが誠に行った次の日だ。」


郁「なんで俺には行ってくれなかったんですか?」


父「姫の決断が少しも揺るいでほしくなかったからだ。」


郁「わかりました。」


父「郁斗の両親にもいってある。」


郁「はい。じゃあ荷物とってきます。」


父「あぁ。じゃあ俺は今日出かけるから。荷物の整理とかしとけ。」


郁「はい。」
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