闇の中の華
雅人は携帯片手に寝室の扉を少し開けて覗くと、既に美帆は眠っていた


雅人はゆっくり扉を閉めて


『美帆ちゃん眠ったから上がって来いよ』


窓の外を見下ろすと、いつも見る白い車は光世を下ろし走り去っていった


数分後、チャイムがなり玄関の扉を開けると、少し乱れた髪型の光世が立っていた
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