星に願いを彼に愛を



「翠さん?」


あれ?何だか感じが違う…。


「籃?籃君かい?!」


目を見開いて嬉しそうに騒ぐ翠さん。



「良かった〜!姉さん義兄さんに会いに行ったら…。行ったら…。行った…ら…?」


翠さんが変だ。



まるでさっきとは別人。



「今は“いつ”だ?ここはどこだ?何故君たちが大きい?まさかその黒い髪は義兄さん?!…いや、違うな。目が姉さんだ。ん?」



「翠さん、今までのことを覚えていないんですか?」


「ん?何のことだい?」



ま、まさか



「5年間の記憶がない…?」


雅の言う通り、まさか記憶がないのか?



「…τ(タウ):п(バオ):β(ベータ)。記憶よ戻れ。」













数時間後、彼は絶望に満ちた。


< 50 / 55 >

この作品をシェア

pagetop