星に願いを彼に愛を
「翠さん?」
あれ?何だか感じが違う…。
「籃?籃君かい?!」
目を見開いて嬉しそうに騒ぐ翠さん。
「良かった〜!姉さん義兄さんに会いに行ったら…。行ったら…。行った…ら…?」
翠さんが変だ。
まるでさっきとは別人。
「今は“いつ”だ?ここはどこだ?何故君たちが大きい?まさかその黒い髪は義兄さん?!…いや、違うな。目が姉さんだ。ん?」
「翠さん、今までのことを覚えていないんですか?」
「ん?何のことだい?」
ま、まさか
「5年間の記憶がない…?」
雅の言う通り、まさか記憶がないのか?
「…τ(タウ):п(バオ):β(ベータ)。記憶よ戻れ。」
数時間後、彼は絶望に満ちた。