星に願いを彼に愛を
「そんな、まさか、そんな…!!!」
翠さんは誰かに操られているようだった。誰かかはわからない。
………が、もしかしたら。
「ω(オメガ)」
「………見っけ。」
「…バレちゃいました?」
微(かす)かな獣の匂い。これは狐だ。
「あんた!!!」
雅が鬼に変わると同時に翠さんも鬼に変わった。
危険だ、と察したのだろう。
なぜなら彼は
「どうも、悪魔のプシェルですわ。どうぞ宜しく。」
「…誰が、悪魔なんか!!」
悪魔が5年前の事件を起こした黒幕だったわけだ。納得できる。
なぜなら悪魔は鬼が大嫌いだから。
「そんな怖い顔しないでよ籃坊っちゃん。君の家族は死んではいないのだから。」