星に願いを彼に愛を
「…行く。だが僕だけだ。」
「籃?」
心配そうに僕を見る雅。
大丈夫、大丈夫だから。
「なら良い。では答えよう。」
こうしてプシェルは答え出した。
「まず、森を燃やしたのは彼らがなかなか魔界に戻らないからだ。」
それだけで…?
「次に雅をオークションに入れたのは…そうだな。遊ぶため。」
「何だと…?」
「嘘嘘嘘だって!答えは君をここへ呼ぶため。私じゃ君をこちらには呼べない。」
「…なぜ?」
悪魔なら何でも出来そうなのに。
「なぜって、君の母親柊女王の力があったからさ。私たち悪魔はそこへは行けない。」
そういうことか。
「最後に。翠を操ったのはさっきも言った通り私たち悪魔は入れない。だから調度そこへ来た彼に手伝ってもらったのさ。」
そう言うことだったのか…。
「あと少し付け足すと、君たちが逃げ出そうとしたから翠の力を使わせて頂いた。彼、強いな。」
「どういう意味だ?」
「さぁ…ね。よし、行こう。」
「ダメ…だ」
《魔界へ行っては、ダメだ》