地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ
今、俺が考えている計画を話した。




「フ〜ン…面白そうじゃないか」


ニヤリッと親父が笑う。

基本、楽しいことが好きだからな…今回のことも賛成してくれるみたいだ。



「お前のやりたいようにやれ。私が許可しよう」


親父の許可に笑みがこぼれた。



「そうだ♪彼女には、何を着せるの?」

「まだ考え中…前は桜色のベアワンピースだったけど…」


あの杏は…悩殺モンだった…!

その日は、俺が襲われそうになったけどな(笑)




「着物とかはどうかしら?」

「へっ……?」


ババアが提案して来た。



「着物?」

「良いじゃないか、きっと似合うだろうな!」


いや、当たり前だし。杏なら何着せても似合うしな!!



「じゃあ決まりね!着物は私達で決めとくから任せなさい♪」
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