HEMLOCK‐ヘムロック‐
 全ては橘 正也の「妻の不倫について」の捜査依頼が始まりだった――


 正也の妻、橘 咲恵。

 その不倫相手と思われる男、柏崎 簾。

 咲恵の息子の塾講師で、咲恵と柏崎の両方と接触のある男、大石 惣介。


 柏崎と大石の間でやり取りされる謎の小包。

 そして、柏崎が属する暴力団『呈朝会』――


 全ては張り巡らされた蜘蛛の糸の様に、見えない何かで繋がっていたのだ。
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