小野先生とアタシ
それより他の人たちからアタシたちってどんな風に見えるんだろう。
2人で歩きながらショウウインドウに映るアタシたちをチラッとみて考える。
兄妹?
友人同士…には見えないだろな。
それとか
恋人同士…とか。
自分で考えて照れる。
「どうしたんだ?」
先生がアタシに聞く。
そっけない態度だったけど、
気遣ってくれたって思ったら。
すごく嬉しい。
「あっ…なんでもないですよ?
はい」
アタシは両手を振って慌てて答える。