小野先生とアタシ
そしてアタシは前に交わした先生との会話を思い出す。
「本当に先生でもラーメン食べるんですね」
アタシは笑って先生にあのときと同じことを言う。
先生はふっと笑って応える。
少しして出されたラーメンはとても美味しそうで…。
「さっきの店とはまた全然違ってしまったが…」
先生はそう言ったけれど
アタシは先生と一緒ならどんなお店だって美味しいって思えるし行きたいって思う。
「大丈夫です!
それより…あの、先生…さっきはアタシ、変なこと言って…」
お箸を割りながら先生に謝ろうとアタシがそう言いかけたとき
「もう…いい。
僕の方こそ大人げなかった」
先生が言った。