小野先生とアタシ

アタシはさっきドアのところから人の気配を感じたことも忘れて辞書を探すのに必死になっていた。



アタシ、前の授業の時ってどのへんに座ってたんだっけ。



記憶を辿ってみる。

あ、そうだ。

あの窓側の席だ。




思い出してその席へ移動しようとしたとき。

人の気配…。

あ、そうだ。

さっき教室に入る時、だれかがいたような感じがしたんだっけ。


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