インターン・シップ

「あ、起きた。
大丈夫?サツキちゃん?」


「お前…遅刻はするわ、童顔だわ、服のセンスは最悪だわ、その上酒癖悪いとは…救いようねぇな」


「もうっ!
童顔は関係ないでしょう!?

それに普段は酔っ払うことないんですよ?
今日は、オール明けだし万全の体調じゃなかったから、たまたまなんですッ!」


そう言って、近くにあったお水を1杯飲んだら


「さぁ、夜はまだまだこれから!」


ちょっと寝て回復した私は、自分の中の迷いや傷を忘れるかのように、また飲み出した。


今夜はお酒の力を借りよう。
酔っ払って、寝て起きたら全部忘れてるんだ―――。
< 205 / 479 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop