インターン・シップ
「あ、起きた。
大丈夫?サツキちゃん?」
「お前…遅刻はするわ、童顔だわ、服のセンスは最悪だわ、その上酒癖悪いとは…救いようねぇな」
「もうっ!
童顔は関係ないでしょう!?
それに普段は酔っ払うことないんですよ?
今日は、オール明けだし万全の体調じゃなかったから、たまたまなんですッ!」
そう言って、近くにあったお水を1杯飲んだら
「さぁ、夜はまだまだこれから!」
ちょっと寝て回復した私は、自分の中の迷いや傷を忘れるかのように、また飲み出した。
今夜はお酒の力を借りよう。
酔っ払って、寝て起きたら全部忘れてるんだ―――。