インターン・シップ
『大丈夫ですよ!
だって私は2週間でこことはオサラバなんだし、耐えてみせましょー!』
…とは言えないので、曖昧に笑ってコーヒーに口をつけた。
その後も、大学のことや教授のことを聞かれて牧瀬さんと楽しく話せたからか、緊張もほぐれてきた頃、数分前にドキドキしながら入ってきた扉が割れんばかりの勢いで開いた。
きっと、もう1人の経営者で佐川教授のお孫さんに間違いないだろうと思って立ち上がったら…
初対面でもわかるぐらい不機嫌なオーラー全開の男が立っていた。
挨拶しようと立ち上がったのに、そのオーラの凄まじさにビビッてしまって金縛りにあったみたいに言葉がでてこない。