インターン・シップ

開き直り悪態をつく私に社長は言葉を失っていた。


「前からお節介だと思ってたけど、あんた自分より下の人間助けて優越感に浸りたいだけなんじゃないの?」


…口を、心とは裏腹な暴言を吐く自分の口を止めれなかった。


その結果…


――――…パンッ…!


社長が私の頬を叩く乾いた音が路地裏に響いた。


叩かれた頬を押さえながら、社長を睨みつけると


「本気でそう思ってんのか」


「………。」


「本気で俺のことをそう思ってんなら勝手にしろ」


冷たい声でそう言い放つと、もう私を見ることなく社長は元来た道を帰って行った―――。
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