私に恋を教えてくれてありがとう【上】


「……っ!!!!!!」


夫人は部屋の外の足音に気付き、

ベットから素早く退いた。


そして、立ちあがったままの態勢で暫く様子を窺ったが

足音が遠くなった今でも、爪をひたすらかじり

髪を何度もかき上げ

落ちつかない様子を見せた。





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