~愛してくれた一人の不良~
そんな中、私の待遇はいいものとは言えなくて



「目障りよ…早く自分の部屋に戻ってちょうだい」



「家の手伝いをしないなら出ていってくれて構わないわよ?」



「ご飯くらい自分で作れるでしょ?」





いつもこんな言葉ばかり


今なら気にならないが四年生の私に全部一人でやれと言うのは到底無理な話で

いつも

いつも


私は泣きながら生きた

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