Pinky2
しぶしぶ着替えて更衣室のドアを開けた。


ゴンッ!


「わっ!?」



「ってぇ…。」


え!?啓!!

向こうで待ってるって言うたやんか!


「なんで…。」

「は?美緒の水着が気になって…。」



そう言いながら啓は私を上から下まで見下ろすと、真っ赤に顔を染めた。


つられて私も赤くなる。



「…っ!?これ着てろ!」



バサッ




啓が着ていたノースリーブのパーカーを頭から被せられた。


似合ってるとか、なんか言ってくれへんの!?


「ちょ…何なん?前見えへん…。」




手でもがいて、顔を外に出そうとした時…




チュ…





啓は私にキスをすると、ポスンと私の肩に顔を埋めた。



啓の髪の毛が首筋に当たってくすぐったい。




「可愛すぎやから…他の奴等に見せたくないねん。」



耳元で言われて私はピクッと反応してしまう。




あ…

奈々の言葉が頭をよぎる。


こんな時にまた意識してまうとか!


もしかして、私、奈々に話聞かされてからエッチになってきてるんじゃ…。



ぐいっ!




私は我慢できなくなって啓を押し戻した。



「え…。」



啓はビックリしてるみたい。



「は、早よ行こ?」

恥ずかしすぎて啓の顔を見れなかった。



「…クス。」

「な、何笑ってっ…!?」


「べっつにー?」
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