Pinky2
「あーあ。そんなラブラブして。」


「ってことは…昨日の夜…なんかあったの!?」


英二と奈々に問い詰められ、私は啓を見た。


…なんかあったって…どういう意味?



訳がわからないから啓に聞こうとしたんだけど、何故か啓の顔は真っ赤っか。



「え…なんでそんな顔赤いん?」


思わず聞いてしまった。



「は?別に…んなことないわ!!」

ぷいっとそっぽを向く啓。

「あー…、でたでた。美緒はほんとに…。」

呆れたように言う奈々。



「これじゃまだまだね…。」







なんの事やねん。





「ご、ごちそーさん!」

啓はさっさと食べ終わってしまった。


つられて私も急いで食べる。

結局、奈々達より先に部屋に戻ることにした。




「はぁ…。」


エレベーターに乗っているとき、啓が大きな溜め息をついた。


「どしたん?」

「…。」



啓はするりと私の肩に両腕をのせてきた。


そのまま顔が段々近づいてくる。



「啓っ?」





名前を呼んだ後、すぐに唇を塞がれた。



…なんか…昨日を思い出すような優しいチューやなぁ…。




ポーン

エレベーターが私達の階についた。





バッ!!





そ…そうや!


ここエレベーターの中やった!!
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