紙飛行機が届けた詩



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「友愛、雅。楽しみだね♪」



あたしたちはスタッフに連れられ、控室へと続く廊下を進む。


一歩、また一歩と、Blue Heartsへと近付いて行く。




高鳴る鼓動を、胸に手を当て感じとる。




-プルルルル


「…すみません。この角を曲がったらすぐなんで、先に行ってて下さい」


そう言って、スタッフの人は少し離れて電話に出た。



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