LASTLOVE
「そっか。」

あたしは、4人をチラッと見た。

(気まずいわ…。オプションとか言いながらつまんないし、ペナルティ骨折って何なの?!)

かなり、雰囲気が悪い。
政樹は春から手紙を受け取り、真剣に読み込んでいた。

「この指令紙は一枚しかないのか…」

そう言うとメモを取る。

奈緒もメモを取る。

翔と美月は、あまり考える様子もなく「じゃ、またグアムのどこかで会えたら」と、さっさと行ってしまった。

「OK!夢行こう。じゃあ、検討を祈る。」

あたしは、政樹にそそくさと着いていくとその場を後にした。

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