LASTLOVE
『人を傷つけたり…?やだ…。』

『はっ。水を手に入れたきゃ最悪脅せばどうにかなるんじゃないか。』

『肉体関係結ばなきゃいけないんじゃないの?』

『政樹となら抵抗ないだろ?』

『な…無いとしても…そんなこと…。』

『まぁ、それが最悪のシナリオだろ。とりあえず武器は手に入れたから、次はこっちへ行こう。』

翔が地図のどこかを指差す。

『うん。』

二人はリュックにナイフをしまうとどこかへ行ってしまった。
後を追いたいが会話を聞いた内容からすると迂闊なことは出来そうに無かった。
それに、夢が大声出して存在がバレたら最悪だからな。
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