LASTLOVE
◇マークのある場所は、いつもと変わらないジャングルだった。
いつもと変わらないなどと言うとジャングルで生活してるみたいで、抵抗があるが…

あたしはとりあえず見渡して箱を探したが、それらしきものは無かった。

「何も無いのかな?」

「何かあるはずだ。」

あたし達は隈なく探した。木々の間、地面…。

その時、突然政樹が大声をあげた。

「どしたの?」

あたしが駆け寄ると、そこには美月と翔がいた。

そして、ナイフを政樹に向けていた。

「なっ…何してるの…」

「久しぶり。夢。」

美月が笑う。

だが、目は笑っていない。というより、凍りつくように口角だけ上げてニタリとしていた。

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