好き?キライ?…どっち?
「昨日は夜だったから、仕事帰りだったのかなぁ?この辺が職場かもしれないね」


「まぁ…学生なのか社会人なのかもワカンナイし…こんなに人がいるんだもん、見つける方がムリだって」


私は半ば諦めたような言い方をした


「名前とか、歳とか、先に聞かなきゃ〜」


「だって、すぐに帰っちゃうなんて思ってなかったんだもん」


私は少し唇を尖らせた


「よし!可愛い姫の為だ!しばらく王子様探し、付き合ってあげる」





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