純恋
―‥なんで?
なんで貴仁は来ないの?
ジュースなんてすぐ買えんじゃん!
‥あたしは心の底から貴仁を待ってた。
「ごめん!
自販機コーラ売り切れてたからコンビニまで行ってきた。」
貴仁がコンビニの袋を持って
少し遠くから叫んでいた。
遠かったからあたしの異変には気付いてない。
貴仁は小走りで走ってきた。
「遅いんだよ。」
あたしは涙をこらえきれなかった。
貴仁はあたしの姿に驚いていた。
でもギュッと強く抱き締めてくれた。