純恋


貴仁に抱きしめられると
安心したあたしがいた。


なに安心してんのあたし‥。



「どうしたんだよ?」


貴仁は優しく言った。


あたしは泣くだけ泣いて
そっと重い口を開けた。


「××中の奴らにやられた‥。」


貴仁の顔はキレてた。
でもあたしは


「ありがとう‥でもいいよ。
側に‥いてくれるだけでいいから‥」


そう言った。

そしたら貴仁はもっと
優しく、そして強くあたしを抱きしめた。





< 20 / 143 >

この作品をシェア

pagetop