ほっとちょこれーと *【完】
「心結先輩ぃ~」
うぅ……
そんな捨てられたら子犬みたいな顔であたしを見ないでぇ!
「仕方ない。八嶋が教えてやろう」
「やだ。心結先輩がいい」
「な…なんだよぅ!!結城君のバカァ」
もう翼君わがまま言うなよ。
日頃 人に親切しない灯璃が世のため人のためボランティアしようとしてるのよ?
「心結先輩じゃないとモチベーションあがんないもん」
「………。」
「大事じゃん。モチベーション」
誰でもいいじゃんか。
いざとなると断るの苦手って知ってて言ってる?
サッカー部のためにも見捨てられない。
てか
断れないよなぁ。
「……わかった」
「本当に?」
「その代わり期末まで時間ないから部活ある日も勉強だからね」
「え…練習出れないの?」
翼君
出れないの?じゃねーってば…
2週間しかないっての、休みの日だけじゃどう考えても間に合わないだろ。
「やるの?やらないの?」
「やります、教えてください。お願いしますっ」
翼君は激しく頷いた。
こうしてOFFの日は羽実ちゃん、部活ある日は翼君
結局毎日カテキョ決定