お嬢様は太陽と歩く
第4章~過去


~*海咲*~



―数日後―



―終業式―



「えぇ~、では、

良い夏休みを!」



長い校長先生の話が終わって

私たちは教室に戻ってきた



「あぁ~、ダリ~。。。

ってか、校長話なげーんだけど…。」



孝基くんってば、
ほんとにダルそー…



…?
凜が笑みを浮かべていた




「凜、なんか面白い事でも
あったの?」





「ちょっと聞きなされ!諸君!!」



諸君???

私と真野くんと孝基くん?



「おい、男子2人!聞けっつってんの、
聞こえないの!?」




「なんだよ~。
ダリ~っつってんだけど!」




「あぁ~、聖も聞かなくていいの?

せっかく楽しいバカンスになる
とっておきの情報持ってきたのに。」




「とっておきの情報?」


3人、声をそろえて言った











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