お嬢様は太陽と歩く




「これだったら、喫茶も、クラブも
両方いっぱい来るね!お客さん!」


「そうだね!」



―ついに立川祭が始まった―



「海咲、ちょっと頼んだよ??」



「ちょっと、凜!」



凜はどこかに行ってしまった


え…。
どーすりゃいいの?



「おかえりなさいませ~…」




「ちょっと、もっと声張りなさいよ。
バ~カ!!」



「未来ちゃん。

…未来ちゃん、可愛いね。ビックリ…」



「当り前よ、私はこの世で一番メイド服が似合う女って呼ばれてるんだから!」



ちょっと、よくわからないけど、
すごいんだね、未来ちゃん


「…は、ははー。そーなんだー」



でも、ほんとに似合ってる





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