お嬢様は太陽と歩く



目があった

でも、海咲はすぐ目をそらして
自分の席に着いた



「ね、凜、席交換してくれない??」


「え?何で?」


海咲は凜に話してないのか?



「何かあったの?」


「ううん、先生全然席替えしないからさ。


たまには違う景色もいいでしょ?」



「うん。イイけど…。」



ハハッ…


やっぱ嫌われた…?

情けねー

俺らしくもねー




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