・。*No Memory*。・
翌日あたしはいつもより早く学校へ行った。
遊に会うために。
しかし教室に入っても遊の姿はなかった。
遊…。
すると後ろからポンッと優しく肩を叩かれた。
振り向くと…少しだけ顔に傷をつけた遊がいた。
『遊!!』
「おはよ葵。」
遊はにっこり微笑んでいた。
そんな遊とは裏腹にあたしは苦しくてしかたがなかった。
『ごめんね…遊。あたしのせいだ…。傷…痛いよね?ごめんね…。』
あたしが昨日あんなとこにいなかったら…遊は傷つかなかったのに。
あたしのせい。