・。*No Memory*。・




翌日あたしはいつもより早く学校へ行った。



遊に会うために。



しかし教室に入っても遊の姿はなかった。



遊…。



すると後ろからポンッと優しく肩を叩かれた。



振り向くと…少しだけ顔に傷をつけた遊がいた。



『遊!!』



「おはよ葵。」



遊はにっこり微笑んでいた。



そんな遊とは裏腹にあたしは苦しくてしかたがなかった。



『ごめんね…遊。あたしのせいだ…。傷…痛いよね?ごめんね…。』



あたしが昨日あんなとこにいなかったら…遊は傷つかなかったのに。



あたしのせい。




< 83 / 103 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop