・。*No Memory*。・
「はぁぁあ!?振られた!?」
その日の放課後あたしは雪乃に報告した。
『雪乃…怖いよ…。』
「え…あぁ…ごめん…。」
あたしは遊に振られて保健室で思いっきり泣いた。
だから少しだけ…本当少しだけ…楽になった。
『あの…遊は悪くないからね…?あたしが悪いの…。』
「そんなわけないじゃない!!だって…桃矢が…あっ…何でもない…。」
『桃矢くん?桃矢くんがどうしたの?』
どうして桃矢くん?
今桃矢くんとか関係ないのに…。
「いやっ何でもない!!それより…アイツ…ムカつく!!」
それから雪乃はずっと“最低”を連呼していた。