・。*No Memory*。・

【葵】said



ふぅ~…。



憂鬱だ…。



登下校も一緒じゃなければ…話す暇も少ない。



告白なんか…しなければよかったのに…。


「あーおーいちゃん♪」



『と…桃矢くん?』



ちょっといい?と桃矢に連れて来られたのはあの大きな桜の木の下。



「葵ちゃん…ここで遊に告白したんだよね?」



桃矢くんは桜の木を眺めながら言った。



『うん…。』



あたしが静かに返事をすると…桃矢くんが振り向いた。



「葵ちゃん…遊を好きなの諦めないでね?」



『え…?』



桃矢くん…?




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